マレーシアの国民食、ナシレマのつくりかた

Nasi Lemak /ナシレマはマレーシアのココナッツミルクご飯。インドネシアにも、ジャカルタ発のNasi Uduk /ナシウドゥックという似たような料理があるそうですね。

Nasiはご飯、Lemakはこってりという意味。こってりご飯、ナシレマは、お米をレモングラスなどと一緒にココナッツミルクで炊いた香り高い料理です。マレーシアのいろいろな場所で食べることができます。

持ち帰り用ナシレマ

ナシレマはマレーシアの朝食の定番。早朝の路上やスーパーで買うことができるナシレマは、おにぎりのようにバナナの葉と包装紙で三角形に包んであります。ペナン島の屋台で売ってあったナシレマは、ひとつ1.2リンギ(約30円)。

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ナシレマの屋台(ペナン州、2018年3月)

代表的なトッピング、ゆで卵とピーナッツ、小魚、*サンバルが乗っていました。ご飯のカロリーが高いうえに、いろいろな栄養をとることができて、朝食にぴったりです。

*マレーシアの辛味調味料。唐辛子とにんにく、玉ねぎなどを油で炒めたもので、海老味やトマト味など種類が豊富です。

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ナシレマ(ペナン州、2018年3月)
ナシレマはマレーシアのアナロジー?

マレーシアのユーチューバー、MGAGによる動画では、ナシレマに入っているものをさまざまな民族グループにたとえてマレーシアの多民族性を語っています。

たしかに、ナシレマ単体だけを食べても美味しいけれど、添えられている辛いサンバルやゆで卵、ピーナッツや小魚のカリカリ感も重要ですね。

 *動画ではナサイレマと言っていますが、マレーシア語の発音ではナシレマ(ッ)です。マレーシアの食べ物の名前を英語読みする外国人の真似をして、ジョークをしているようです

↓この記事では、MGAGなどマレーシアのYouTuberを紹介しています。

豪華版ナシレマ

大きめの屋台やお店を構えたナシレマ屋さんでは肉や魚の煮込み料理や野菜の炒めものが並べてあり、自分の好きな料理を選んでトッピングするシステムのところもあります。

ペラ州のあるお店は、ターメリックを加えた黄色いナシレマ、Nasi Lemak Kuning / ナシレマクニンが売り。 朝の7時半から開いていて、通勤前の人々で賑わっていました。

具材によって値段が変わるお店もあるそうですが、このお店ではお皿の大きさによって値段が変わります。小さいお皿は2.7リンギ(約70円)。大きいお皿は3.2リンギ(約80円)。

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ナシレマクニンのトッピングを選ぶ(ペラ州、2019年6月)

お店で食べることもできますが、新聞紙に包んでテイクアウトすることもできます。

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黄色いナシレマ/ナシレマクニン(ペラ州、2019年6月)

↓この記事でも、黄色いナシレマを紹介しています。

 ナシレマのレシピ

先日ナシレマを手作りしたので、以下でつくりかたをご紹介します。マレーシア出身の友人に「ふるさとの味だ〜」というご感想もいただいたので、きっといいレシピのはず。

材料、だいたい6食分
  • お米(タイ米)250g … 1時間ほど水につけておきます。
  • ココナッツミルク 600ml
  • しょうが 少々
  • レモングラス 1本
  • パンダンの葉 1枚
  • ローリエ(Daun Salam) 3枚
  • コブミカンの葉(Daun jeruk purut)2枚
  • 塩 小さじ1
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ナシレマの材料

レモングラスやパンダンの葉は、新宿区大久保のインドネシア食材店「Toko Indonesia Okubo」で手に入れました。

作り方

まず、お米以外のすべての材料を鍋に入れます。

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香り付けの材料と生姜、ココナッツミルク

混ぜながら沸騰するまで加熱します。

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沸騰するまで混ぜながら加熱

沸騰したら水を吸わせておいたお米を加えます。

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水を吸わせていたお米を投入

普通のお米のように炊きます。炊飯器を使ってもよし。
私は沸騰したら弱火にして10分ちょっと炊いたあと、また10分ほど蒸らしました。

調理開始から30分ほどでナシレマ完成!

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ナシレマ完成!

レモングラスやローリエなどは香り付けで食べられないので、取り除きます。サンバルや鶏肉、ゆでたまご、小魚とピーナッツを炒ったものをのせていただきました。サンバルの辛さとナシレマの優しい味、ゆで卵のやわらかさ、ピーナッツのカリカリ食感がとても美味しいです。

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ナシレマ byさくら

参考にしたレシピ: https://resepkoki.id/resep/resep-nasi-lemak-lengkap/

ナシレマは手で食べるのが美味しい

ナシレマはフォークやスプーンを使うよりも、手で食べるのが美味しいです。ご飯のかたまりを崩し、サンバルやトッピングの具材と少しずつ混ぜて、自分好みの味に微調整しながら食べることができるからです。肉料理の骨の部分も取り除きやすいという良さもあります。

はじめはぽろぽろこぼしていましたが、最近上達してきました。練習あるのみですね。

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手で食べるのは難しい

マレーシア料理店のナシレマ

ナシレマはマレーシアの国民食ですから、日本にあるマレーシア料理店でも必ずと言っていいほど食べることができます。

こちらは横浜中華街にあるマレーシア料理店、マレー・アジアン・クイジーンのナシレマ。ルンダン(牛肉のココナッツミルク煮込み)やえびせん、パクチーも乗った豪華バージョンで、とても上品な盛り付けでした。

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Malay Asian Cuisineのナシレマ

↓この記事では、ナシレマに添えられていた料理「ルンダン」の作り方を紹介しています。

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